日常生活で使わなくなった不用品は、専門の業者に代金を支払って回収を依頼をすることで処分できます。タンスや金庫といった個人では持ち運びが困難な物でも引き取ってもらえるのが回収業者の強みですが、利用する上で注意しなくてはいけない点もいくつかあります。今回ご紹介するのは不用品回収を依頼する時に必要な作業についてです。
タンスや金庫といった物を入れることを目的とした家具類を処分する場合に、気を付けなくてはいけないのが中身の回収忘れです。タンスにしまう人も多いと言われるヘソクリや貯金通帳、金庫では貴金属や有価証券などを入れたまま回収業者に渡してしまう人も少なくありません。不用品回収では、依頼する側が事前に中身をチェックするのが基本ルールです。回収後の作業は依頼者がチェックをした前提で行われますので、万が一中に何か入っていてもゴミとして処分されてしまいます。後日依頼者の元に返しにきてくれる業者もいますが、大半は処分という形になりますので、確認を忘れないようにしましょう。
不用品の回収は、1個辺りの金額で計算するのが基本となります。商品ごとの金額や対象となるジャンルは業者によって様々です。タンスや金庫の中身を出し忘れて不用品に出した場合、手渡すタイミングで気が付けばその場で受け取ることはできます。しかし、気が付かずに回収された場合、内容物によっては後日追加料金を請求されるケースもありますので注意が必要です。
不用品回収に掛かる費用やアフターサービスは業者によって異なります。タンスなど引き出しが多い家具類は、自分ではチェックしたつもりでもうっかり見落としてしまうケースも少なくありません。業者を決める時は料金だけでなく、追加費用の有無や中身の後日返送などアフターサービスが充実しているかも確認することをおすすめします。